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第52話 T400バッテリー事件 2002/11/05

僕がCLIEに関してバッテリーが減ってきた時のメモリ管理において、純正Palmよりも劣ると過去の話で何度か書いていますが、それについて今日はちゃんとCLIEユーザーの方がお気を悪くされないためにも僕なりの釈明を込めて書くことに致します。

僕は今年の1月にT400を購入しました。モノクロモデルなのでかなりバッテリーのもちは良くて1週間に一度くらいのペースでクレードルにのせて充電というのが習慣でした。もちろん毎日使っていましたからどのくらいのバッテリー残量があるかは毎日チェックしていました。だいたい20%くらいになったらクレードルにのせていたと思います。

ところが僕は5月に持病(胃腸)の悪化で緊急入院、緊急手術という羽目になってしまい、そのため病院へは必要最小限のものだけ妻のるぅに急ぎで持ってきてもらい、その中にT400とクレードルがあったという次第で、ただ精神的な苦痛と手術による痛みがあってT400を手にとって何かをするというのが数日に1回くらいのペースになってしまってました。書いていた内容は、主治医の名前とか看護婦さんの名前、検査の結果、その時その時の僕の感情とかです。

充電は・・・あまりしていませんでした。そしてある日、T400の電源を入れると電源が入らなくて充電して再度電源を入れると初期画面になっていて「あれっ?」ということになってしまったのです。前回、電源を入れたのは数日前でまだバッテリーは半分くらいあったはずなのに???メモリースティックは持ってきていなかったからMSバックアップもとっていない。入院してからの約2週間の僕の貴重なデータがぶっ飛んでしまった・・・というわけです。

その時の僕はT400がバッテリーの残りが小になった時にはPalmVxと同様にちゃんとデータを守ってくれるものだとばかり思っていました。現にPalmVxは「バッテリーが少なくなりました」という表示が出て電源が入らなくなっても(CLIEももちろんこのメッセージが出ます。)その数日後とかに充電してもデータは保持されているという経験を何度もしていたものですからてっきりCLIEもそうだとばかり思っていたのです(実際のところCLIEがどのくらいの時間保持してくれるのかは分かりません)。

大事なデータが消えてしかもメモリースティックがないから入院前にMSバックアップしてあったデータさえも復元出来ない。病院で携帯は使えないからT400に入力してあったアドレスの電話番号欄が頼りで公衆電話を使っていましたからこれも困りました。後日、るぅにメモステを探して持ってきてもらって復元はしましたが、入院中の僕の大事なデータは一切合財消えてしまったのです。はっきり言って僕はかなりヘコミました。元々病人でへこんでいるのに信頼して可愛がっていたCLIEに裏切られたと思いましたもの。「俺の大事なデータを返せ、このやろー!」と思いましたよ。でも病人で弱っていたので少し泣きました。

メモリ上にデータを置いておくことの危険をこの時、初めて感じました。以前持っていたJornada680等にはバッテリーが切れた時でも大丈夫なようにコイン電池が付いていましたし、PalmVxは上述のように安心感がありましたから、T400に対して、CLIEに対してなぜ?なぜ?と不信感を抱いてしまったのです。

以上が僕のCLIEに対する不信感の釈明というか失敗談です。普段から使わない時はクレードルに置いておくという習慣であれば全然問題ないと思います。僕がなぜバッテリーが減った時だけクレードルに置いて充電をするかというと、バッテリーはある程度、ちゃんと使ってあげないとメモリー効果のために寿命が縮まるのではないかと思っているからです。今のリチウムイオン等の電池はメモリー効果はないという方もいらっしゃいますが、僕はあまり信じていないんです。専門家でもないので真相は分かりませんが・・・ちなみにノートパソコンも使わない時はACアダプタを外しています。

T400はその後、Bluetoothの不具合もあって僕はm515ユーザーとなりましたが、CLIEの設計コンセプトは好きです、ということを強調させて頂いてこの話は終わりと致します。